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Q: 排ガス基準の施行状況は?

A: 欧州で最初の法規制Euro I は、ディーゼルエンジンから排出される汚染物質の量的制御を目的に1993年に導入されました。以降、欧州委員会と業界による大気質改善への取組みが継続的に行われています。Euro IVは2005年10月に、Euro V は2008年10月にそれぞれ導入されました。2014年1月以降に登録された全てのトラック及びバスの新車は、最新規制であるEuro VI欧州排ガス規制への準拠が義務づけられています。

米国の大気浄化法は、環境省(EPA)に大気質改善を義務づけた法規です。2010年1月1日の時点で、NOx排出は0.3 g/KWh以下に規制されています。

オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール等のアジア太平洋地域では、欧州の排出基準Euro IV及びEuro Vが準用されており、Euro VI準拠車両のアジア市場導入に伴いNOxの継続的低減が期待されています。

中国では、重量車の排出制御基準として、国家基準IV、V、VIが制定されています。国家基準VIではNOx 排出上限は3.5g/kWHに制限されており、北京では2008年からこの基準が導入されています。

Q:Euro IV、Euro V、Euro VIとは何か?

A: 欧州委員会は、NOxおよび未燃焼炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)の様な粒子状物質(PM)のレベルを規制する法規を導入しました。

Euro IVに基づくNOx排出規制値は3.5g/KWh、Euro Vに基づくNOx排出規制値は2.0g/kWHです。Euro VIの導入により、NOx排出量はEuro Vよりさらにその75%を減少させた0.46g/kWH以下に規制されると予想されます。

Q: Bluetech AdBlue® はどの様な場所で使えますか?

A: Bluetech AdBlue®は、Euro IV、Euro V、Euro VI排出基準に準拠したSCR技術を備えたトラックやバスで使用できます。

Q: AdBlue® の必要量はどのくらいですか?

A: Euro IV準拠車両の場合、SCR消費量は平均でディーゼル消費量の約4-5%、Euro V準拠車両では約 5-6%と考えられています。

Q: VDAライセンスを持っていない尿素水を使っても大丈夫ですか。

A: VDAライセンスがを持っていない尿素水を使用すると、SCRシステムにダメージを与える恐れがあります。
また、SCRシステムの修理及び交換は高額になります。
加えて、VDAライセンスが持っていない尿素水を使用が原因で、車の故障が発生した場合、メーカーの保証対象外になるケースもありますので、アドブルーを購入する前に、製造元がVDAライセンスを取得しているかをご確認頂くことをおすすめします。

Q: Bluetech AdBlue® は有害物質に分類されますか?

A:Bluetech AdBlue® は有害物質ではありません

Q: AdBlue®を自社製造することは可能ですか?

A: AdBlue®は高純度化学薬品であるため、正しく機能させるには認定SCR溶液の使用が要求されます。弊社の Bluetech AdBlue® は、ISO22241の品質基準に準じて製造されたVDA認定品です。だからこそ弊社は、常に高品質な AdBlue® を顧客の皆様にお届けできると自負しております。